★★★趣味で集めたサプリメントのほんとのところを教えます★★★
健康の源は腸内環境にあり  P.10
監修 東京大学名誉教授 光岡知足

● 乳酸菌・オリゴ糖・食物繊維のゴールデンバランスが腸内環境を改善する

◆腸内善玉菌を増やせば健康で長生きができる

 腸内フローラのバランスを整え健康的な生活をおくるには、腸内にビフイズス菌がどれくらいいるかが大きな要素となります。例えば、胃潰瘍、胃ガン、大腸ガンなどにかかるとビフイズス菌の数は減り、大腸菌、ウェルシュ菌、腸球菌などの悪玉菌が増え、肝硬変の人もビフイズス菌が減少して、ベーヨネラと呼ばれる細菌が増加します。また風邪、口内炎、下痢、便秘などの状態のときも、腸内フローラのバランスに同じような変化が起きるのです。もちろん、老化にもビフイズス菌は深く関わり、老化が進めばビフイズス菌は減り、大腸菌、ウェルシュ菌などが増えるということになります。つまり、ビフイズス菌が腸内にたくさんいることが、健康に直結し老化防止の決め手でもなるのです。

◆腸内善玉菌の偉大なる働き ビフイズス薗なくして健康はない


▼体を病原菌の感染から守る
 健康な人の腸内にはビフイズス菌が大量に棲みつきます。腸内フローラをビフイズス菌が占領することによって酢酸や乳酸がつくられるため、腸内のペーハーは大きく酸性に傾きます。このことが病原菌の増殖を抑え感染を防ぎます。
▼腸内の腐敗を抑える
 タンパク質が腸内で悪玉菌に分解されると、アンモニア、アミン、インドール、硫化水素などの腐敗物が作り出されます。これが体内に吸収されて便秘、下痢、ガン、高血圧といったいろいろな病気の原因になり老化を進行させるわけです。
▼ビタミンをつくり出す
 ビフイズス菌がつくり出すビタミンはB群、ニコチン酸、葉酸です。これらのビタミンは糖質脂質をエネルギーに変えたり、コレステロールを減らし動脈硬化を防ぐときなどに必要なものですが、体内に貯蔵しておくことができず、欠乏しがちです。不足すると欠乏症をおこすこともありますから、ビフイズス菌はこの点でも健康維持に大いに役立っているといえます。
▼腸の運動を促して便秘・下痢を防ぐ
 ビフイズス菌が腸内で増殖すると、代謝産物として乳酸や酢酸などの有機酸がつくられます。これが腸を刺激して、ぜん動運動を促進するので、腸内がビフイズス菌優勢だと便通がよくなります。ビフイズス菌は便秘の予防、解消に優れた効果を発揮します。
▼体の免疫力を高める
 私たちの体が元来持っている、外敵から自分を守る機能を免疫と呼びます。体内への異物の侵入を防ぎ、異物を排出し体を正常化する機能です。そのような免疫力を高めてくれるのがビフイズス菌です。
▼血中コレステロールを下げる
 血液中にコレステロールが増えすぎると血管の内側に付着して動脈硬化を起こし脳卒中や心臓病の引き金になります。ビフイズス菌は、この血液中のコレステロールを低下させる働きがあります。
▼発ガン物質を分解する
 腸内には食べ物の成分をニトロソアミンなどの発ガン物質にしてしまう悪玉菌がいます。しかし、一方、善玉菌の代表でもあるビフイズス菌がある種の発ガン性物質を吸着したり分解する働きを持っていることも判明しています。
▼有害物質を吸着して排泄する  食べ物として口から入ってきたり腸内でつくられた有害物質は、ビフイズス菌に吸着されてそのまま排泄されます。

◆摂取した乳酸菌の効果


▼整腸効果抜群のビフィズス菌
 善玉菌の代表ビビフィズス菌は、食べ物を腐敗させることはまったくなく、いくら腸内にたくさんいてもいっさいマイナスにはなりませんし、それどころか体のためになるプラスの働きだけをするという頼もしい菌です。主に大腸に棲息し、成人の健康な人の腸内フローラではおよそ10〜20%を占めています。
▼好酸性のアシドフィルス菌
 主に小腸下部に棲息しているアシドフィルス菌はビフィズス菌よりも酸に強く、生菌を摂取すればほとんどの菌数が生きた状態で腸に達することができ、増殖して悪玉菌を抑えます。
▼強力な整腸効果のあるフェカーリス菌
 主に小腸下部に棲息しているフェカーリス菌は下痢、腸炎を治療する働きをすると見られています。

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