★★★趣味で集めたサプリメントのほんとのところを教えます★★★
健康の源は腸内環境にあり  P.2
監修 東京大学名誉教授 光岡知足

◆老化やガンを防ぐ腸内細菌

 日本人の平均寿命はこの半世紀の間に30歳近くも延び、世界一の長寿国となりました。一方、日本人の死亡因はこの間著しく変遷し、昭和55年まで続いた脳卒中・ガン・心臓病の順位は1位の脳卒中が3位に順位を下げ、ガンが1位に浮上し、心臓病・脳卒中の順となりました。また、日本人のガンの発生部位も急変し、かつて胃ガンが多く大腸ガン、乳ガンが少なかったのに対し、最近は胃ガンが減少し、欧米人に多い大腸ガンと乳ガンが急速に増加し、21世紀には胃ガンを抜くと予測されています。これらの原因は日本人の食習慣が欧米化し、腸内フローラ(腸内菌叢)が悪化した結果と考えられています。
 腸内には100種、100兆個におよぶ細菌が棲息し、いわゆる腸内フローラを構成しています。これらの細菌の中にはその働きからみれば、ビフイズス菌のような有用菌もあれば、大腸菌やウェルシュ菌などの腐敗菌に代表される有害菌もあります。これらの細菌は摂取される食餌成分や腸内に分泌・排泄される生体成分をさまざまな物質に変換し、その結果、宿主の栄養・老化・発ガン・免疫などにいろいろな影響を及ほします。しかし、腸内フローラは食餌、老化、ストレス、抗生物質、感染などの要因によって保たれているバランスを崩すと健康を害することになります。つまり、腸内フローラをいつも理想のバランスにしておくことが健康・長寿にとって重要です。
 腸内有用菌を増やし有害菌を抑えて腸内環境を浄化し、健康で長生きするための食生活は日本型食事、欧米型食事のいずれにも偏らないでバランスのとれた食生活を心がけ、脂肪・食塩は少なめに、標準体重を維持し、機能性食品、ビタミンC・E、緑黄色野菜(βカロチン)、カルシウム、食物繊維、オリゴ糖、ヨーグルト、EPA、DHAなどを毎日充分にとることです。

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