★★★趣味で集めたサプリメントのほんとのところを教えます★★★
健康の源は腸内環境にあり  P.3
監修 東京大学名誉教授 光岡知足

●腸をきれいにする食事が長寿の秘訣だった

◆腸内環境をよくする食生活が健康長寿に結びつく


 人間の腸内には約100種、100兆個におよぶ細菌が棲息し、いわゆる腸内フローラ(腸内菌叢)を構成しています。これらの細菌には善玉菌となるビフイズス菌、大腸菌やウェルシュ菌など腐敗菌に代表される悪玉菌があり、常にバランスのよい状態に保つことが大切とされています。
 ところが欧米型食生活、ストレス、抗生物質、病気にかかるなどひとたびこのバランスが崩れてしまうと、腸内に棲息する悪玉菌が増え、体に悪さをして不健康状態をつくることになります。つまり健康で長生きするためには、ビタミン、ミネラル、そして食物繊維をたっぷり積り、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を抑え腸内を浄化する食生活を心がけることです。

◆善玉菌が多く悪玉菌が少ないのが長寿者たちの腸内


 長寿で有名な山梨県の桐原村のお年寄りの食生活はサトイモ、ジャガイモ、コンニャクイモなどの芋類、野菜類が非常に豊富で、麦、アワ、ヒエ、大豆、小豆などの雑穀類を程良く食べていることが最大の特徴です。これは戦前の日本人の食事内容に近いもので、1日に摂取する食物繊維は30gにもなり、現在の日本人平均の5〜6倍にもなります。桐原村のお年寄りの腸の中を調べた結果、ビフイズス菌が多く悪玉菌が少ない理想的な腸内環境であることがわかりました。便を比べたのは、平均年齢82.1歳の桐原地区の高齢者グループ、平均年齢78.4歳の東京都内の老人ホームの高齢者グループ、そして25歳から42歳の青年・壮年の3つのグループです。
 まず青年・壮年組の腸内には十分なビフイズス菌の存在祖が確認されましたが、老人ホームのお年寄りたちの検出率は70%、つまり10人中7人しかビフイズス菌がいなかったことになります。しかも、老人ホームよりも平均年齢の高い桐原地区の高齢者グループの場合、ビフイズス菌の検出率は老人ホームのお年寄りよりも遥かに高く、菌数も多かったのです。いっぼう悪玉菌(ウェルシュ菌)検出率は、青年・壮年グループが10人中に4〜5人、老人ホームのグループは10人中8人強ですが、桐原地区の場合、10人中5人しか存在せず、青年・壮年組とほとんど変わらないことがわかりました。桐原地区のお年寄りの腸内は80歳をすぎてもなお若々しさを保っていることになります。

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