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○ 香りの特徴 |
松の香りに似た、ややシャープでウッディな香り。
まるで、 森林浴をしているようです。
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○ こころ に対するはたらき |
これには鎮静作用があるところから、おしゃべりで困る人びと、いらいらしがちな人びとにはこれがいちばん役立ってくれます。サイプレス油には、怒りを和らげる効果があるようです。これが精神を浄化し、心を閉ざしている障害物をとりのぞくことは、まちがいありません。
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○ からだ に対するはたらき |
サイプレス油は、さまざまなものの過剰、とくに体液が過剰なところに到達します。ですから、出血、浮踵、出血過多、鼻血、重い月経、発汗、とりわけ足の発汗過多ならぴに失禁に役立ちます。また、セリュライトにも有効です。
この精油には血管を収縮させる作用がありますので、静脈瘤と痔疾にこれが役に立ってくれます。また、これは循環器系にたいする強壮剤として効果があり、熱が高すぎる個所にも有益です。肝臓をじょうぶにする働きがあるところから、血液の組成を正しく保つうえで効果があります。
サイプレス油は、生殖器系にたいして有効なことが証明されています。とくに、月経前緊張症のような月経関連の各種の障害、また顔面潮紅、ホルモンのアンバランス、過敏症などといった更年期のいろいろなやっかいな症状に効いてくれます。卵巣の機能不全を正常にし、月経痛と重い月経を好転きせる効果もあります。
この精油には鎮痙作用がありますから、流感、気管支炎、百日ぜき、喘息のせいで生じるせきをかるくするのに役立ちます。これはまた、筋肉の痙縮を和らげ、リウマチをよくする力があるように思われます。
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○ お肌 に対するはたらき |
サイプレス油は、体液にたいしてバランスをよくする働きがあります。水分の過度の喪失を抑制しますので、衰えはじめた肌に有効です。汗をかきやすい脂性肌にもこれが効果を示しますし、その瘢痕形成作用から、創傷もこの精油でよくなおるようです。
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○ ブレンドしてよくあうオイル |
安息香油、オレンジ油、クラリセージ油、サンダルウッド油、ジユニパー油、パイン油、ベルガモット油、ボダィジュ花油(リンデン)、ラベンダー油、レモン油、ローズマリー油
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○ 注意事項 |
サイプレス油には月経の周期を規則正しくする働きがありますので、妊娠中はこれを用いないのがベストです。この精油の静脈瘤にたいする効果は有名ですが、これを適用するときには十分に注意して下さい。ふつうのマッサージをしたのでは、強すぎるのです。
☆ エッセンシャルオイルの一般的な取扱い上の注意
☆ 安全キャップの開け方
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○ 植物としての特徴 |
サイプレスは丈が高い、円錐形をした木で、地中海地方でひろく見られます。これはギリシャの島々の庭園と墓地のおなじみの特徴となっている木です。この木は常緑樹で、本部は黄赤色で固くて長もちし、灰褐色の球果をつけます。この木は、ひとたび切り倒してしまうと二度と再生しませんが、その葉と枝は同属のほ
かの植物の枝葉よりもなかなか枯れません。サイプレス油は、フランスとドイツでよく生産されます。
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○ 歴史と神話 |
この木が崇拝されていた島が、この木にちなんでキプロス島と名づけられました。伝説では、アポロンがクパリッソスという名前の若いギリシャ人をサイプレスの木に変えたといいます。また、十字架はこの木でつくられたという伝説もあり、そこからこれが死と結びつきがあると一般に信じられています。ギリシャ人とロ
ーマ人はこの木を墓地に植えましたが、冥界の神プルトーンはサイプレス樹がそのかたわらに生えている宮殿に住んでいました。
この木は多くの実用的な用途があり、フェニキア人とクレタ人はこの木材を使用して家を建て、船を建造しました。エジプト人はこれを使って棺を製造し、またこれをさまざまな医療上の目的で用いました。ギリシャ人は、この木を自分たちの神々を彫刻するのによい素材だと考えていました。これはたぶん、この材がたやすく腐朽しないせいでしょう。そこから、sempervirens(永久に生きる)という種小名が由来したのです。以前、この精油は子どもの百日ぜきをなおす薬剤の成分として使用されていました。今日では、香水産業で、とくに男性用香水をつくるのにこれが使われています。
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○ 化学的な組成 |
サピノール(アルコール)、フルフロール(アルデヒド)、酢酸テルペニル(エステル)、カンフェン、シメン、ピネン、シルベストレン(テルペン類)
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※ワンダ・セラー著 高山林太郎 訳 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社) より
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