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○ 香りの特徴 |
レモンの爽やかさをややグリーンにした香り。
心を前向きなエネルギーで満たしたいときに。
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○ こころ に対するはたらき |
レモングラス油は、心を刺激し、生気を回復きせてエネルギーを充電しますので、精神的に疲労困憊している状態のときに役に立ちます。精神を高高揚させ、心のなかにわだかまっていたものを解き放つ力がこれにはあります。
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○ からだ に対するはたらき |
この精油には生気をとりもどさせる作用があるところから、体のよい強壮剤になります。これは、副交感神経の働きをバックアップし、内分泌と消化にたずさわる筋肉をそれぞれ刺激して病気からの回復を助けます。また、食欲を促し、疝痛、消化不良、胃腸炎に有益に働きます。
レモングラス油には強い消毒作用がありますから、伝染病がひろがるのを食いとめます。このために、咽喉痛、喉頭炎、各種の熱病のような呼吸器の感染症にとくに効果的です。
この精油は筋肉痛に卓効があり、痛みを和らげて筋肉のしなやかさを増進させます。それは、これが乳酸を除去して循環を刺激する効果を発揮するためです。レモングラス油には筋肉を強壮にする働きがあって、ダイエットにより、あるいは運動不足のせいで皮膚が弛緩したときに有益です。これはまた、脚の疲れを、とりわけ長い時間立っていたあとの脚の疲労をとってくれます。
この精油には体にたいして賦活作用があることから、ジェットラグ〔長い空路をジェット機で行く旅客の心身の特別な疲労〕の症候のいくつかをかるくするのに効きめがあり、頭痛をなおし、疲労をとりさります。
虫を近づけないようにするのに、またペットの動物から害虫やノミをおいはらうのにこれが役立ちます。この精油にはデオドラント作用があるので、ペットたちの体臭をこころよく保つのにも有益です。
さらに、レモングラス油は母乳哺育をしている女性の母乳の出をよくします。
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○ お肌 に対するはたらき |
この精油は皮膚に張りを与えます。開いた毛孔をひきしめるのにも有効でしょう。にきびをきれいになおし、皮脂の分泌をバランスよくすることかできるという評判があります。水虫をはじめそのほかの真菌感染症もこれに好反応を示します。
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○ ブレンドしてよくあうオイル |
コリアンダー油、シダーウッド油、ジャスミン油、ゼラニウム油、ティートリー油、ニアウリ油、ネロリ油、バジル油、パルマローザ油、ヤロウ油、ラベンダー油、ローズマリー油
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○ 注意事項 |
かなり作用が激しい精油ですから、敏感な肌を刺激することがあります。用量は少なくするのがベストです。
☆ エッセンシャルオイルの一般的な取扱い上の注意
☆ 安全キャップの開け方
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○ 植物としての特徴 |
かなり鮮烈な芳香をもち、それでいて魅力的なこの精油は、栽培した二種類のイネ科植物を刈りとってすぐに水蒸気蒸溜して抽出されます。この植物の野生種を使用したのでは、原料を集めるのにコストがかかりすぎてしまうと思います。原産地はインドですが、これはブラジル、西インド諸島、スリランカのようなほかの熱帯地域と中国でも栽培されています。草丈90センチほどにまで生長します。
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○ 歴史と神話 |
レモングラスはインドで数千年にわたって人びとに好まれてきた植物で、インドでは、この植物は「チューマナ・プールー」という名前で知られています。これはこの草の赤い茎をさしていったことばです。この精油は「インドバーベナ油」とか「インドメリッサ油」とかいう名前でも呼ばれ、熱を下げ、感染症をなおし、腫瘍の進行を食いとめるのに役立つと思われていました。
第二次大戦がおこるまで、インドがこの製油の主要な供給国でしたが、その後は西インド諸島がインドにとってかわりました。現在、ここで生産されている精油がインド産のものょりも品質が優秀なことは確かです。インド産の種類は C. flexuosus で、西インド諸島のものは C. citratus です。また、アメリカ合衆国でも良質のレモングラス油が生産されます。この精油を空気と光とに曝露すると、精油中のシトラール分が減少してしまいます。このシトラールは、化粧品、香水、洗剤、石けんの成分として価値のあるものです。
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○ 化学的な組成 |
ファルネソール、ゲラニオール、ネロール(アルコール類)、シトラール、シトロネラール(アルデヒド類)、リモネン、ミルセン(テルペン類)
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※ワンダ・セラー著 高山林太郎 訳 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社) より
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