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○ 香りの特徴 |
優しくて甘い、上品で女性的な香り。
心地よいリラックス感をもたらします。
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○ こころ に対するはたらき |
ネロリ油はかなり催眠性があり、多少とも幸福感をおこきせますので、慢性的な不安症、抑うつ症を軽快させ、ストレスを減少させるといわれます。極度に興奮した状態のとき、ヒステリーをおこしたとき、ショックを、つけたときに気分を鎮めます。そして、平和な感情を浸透させます。
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○ からだ に対するはたらき |
この精油には交感神経系を鎮静させる作用がありますから、これは不眠症によい薬剤になります。とくに、抑うつ症のために睡眠障害が生じているときに効果があります。また、神経痛、頭痛、眩暈にも役立ちます。あくびを抑制する力もあるといいます。
ネロリ油には不安を鎮める効果があるので、これは性的な障害に有益で、有効な催淫剤になるといわれます。この精油はまた、月経前緊張症と結びついた情緒的な不安をかるくし、また、いらいらだとか涙もろさだとかいった更年期の症候のいくつかを好転させます。
ネロリ油は鎮痙作用があるところから、腸にたいして鎮静効果を発揮し、疝痛と下痢の場合に有益です。
これは心悸亢進を鎮め、血液を浄化し、循環を改善し、体全体にとって非常にすぐれた強壮剤になります。
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○ お肌 に対するはたらき |
ネロリ油は著しい皮膚細胞成長促進特性があり、皮膚細胞の更新を助け、肌の弾力性を改善させます。この精油は、乾燥肌、敏感肌、成熟しきった肌にもっとも有益だと思われます。しかし、すべての皮膚症状にたいし、とりわけ毛細血管の破れ、癒痕、妊娠線にたいしてこれは効きめがあります。また、X線照射治療をうけるときにこの精油を皮膚につけておくと、一定の保護力を示すともいいます。
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○ ブレンドしてよくあうオイル |
安息香油、イランイラン油、オレンジ油、コリアンダー油、サンダルウッド油、ジャスミン油、ゼラニウム油、バラ油、パルマローザ油、プチグレン油、ベルガモット油、ライム油、ラペンダー油
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○ 注意事項 |
この精油はとてもリラックスさせる力があり、それはそれでたいへんけっこうなのですが、頭が明晰である必要があり、集中力を要する場合には、この特性はぐあいが悪いものになります。
☆ エッセンシャルオイルの一般的な取扱い上の注意
☆ 安全キャップの開け方
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○ 植物としての特徴 |
オレンジの木は中国原産ですが、ネロリの精油は一般にフランス、モロッコ、ポルトガル、イタリアで生産されています。ビターオレンジ( C. vulgaris または C. bigaradia セピリアオレンジ)の白い花びらからはネロリ・ビガラード油がとれます。これがネロリ油のなかで最上の品質のものといわれます。スイートオレンジ( C. aurantium )からとれる精油はポルトガルネロリ油という名前で知られています。また、ネロリ油といわれるものの一部には、レモンとマンダリンとのそれぞれの花から抽出されるものもあります。
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○ 歴史と神話 |
ネロリ油という名称は、イタリアのネロラ公国の公妃、アンナ・マリアから由来したものといいます。公妃はこの精油を香水として使用し、手袋を香らせるのに使い、沐浴にもこれを用いました。オレンジの花は長い間、純潔を象徴するとともに愛を確保するために、結婚式の頭飾りに使用されてきました。
オレンジの花びらは中国でひろく化粧品として使われました。時代が下って、ピクトリア朝時代にはこれがオーデコロンの成分として用いられ、コルセットのひもをきつく締めていて、しょっちゅう気分を苦しくしていたレディーたちにこのコロンが吸入剤として使用されたものです。オレンジ花水は、東欧の多くの料理で人気のある材料になっています。ネロリ油は非常に高価な精油です。この精油をほんの少量抽出するのに、それこそ大量の花が必要になるためです。オレンジ花水はスキンケア用化粧品に、またオーデコロンの成分の一 つとしてよく使われています。
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○ 化学的な組成 |
フェニール酢酸(酸)、ネロール、ゲラニオール、リナロール、ネロリドール、テルピネオール(アルコール類)、酢酸リナリル、アントラニル酸メチル、酢酸ネリル(エステル類)、ジャスモン(ケトン)、インドール(窒素化合物)、カンフェン、リモネン(テルペン類)
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※ワンダ・セラー著 高山林太郎 訳 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社) より
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