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○ 香りの特徴 |
ウッディなオリエンタル調の香り。
心をおだやかにし、前向きな気持ちにさせてくれます。
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○ こころ に対するはたらき |
この精油は少し土のにおいを思わせる香りのオーラがあるところから、心にたいして現実にしっかり足をつかせ、バランスをとるように促します。これは無気力感をはらいのけ、理解力を鋭敏にすることによって、直面する問題を明確にし、心をいちだんと客観的にするようです。
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○ からだ に対するはたらき |
パチュリー油のもっとも顕著な特徴は、たぶんその強力な収斂特性、瘢痕形成特性にもとづく結束作用でしょう。このために、とくに過度のダイエットをしたあとのゆるんだ皮膚をひきしめるのにこの精油が役立ちます。また、この精油は食欲を抑制すると思われることから、きっと体重を落とすのに有益だろうと考えら
れます。さらに、これは下痢のときにも効いてくれます。
パチュリー油はいちじるしい利尿特性を有するので、体内に水分が滞留したとき、セリュライトの場合に役に立つものと思います。また、この精油は多汗をおさえるともいいます。これには非常なデオドラント作用があることが確かなので、暑くてげっそりしているときに有益です。
パチュリー油と性的衝動の増大との間には、一定の結びつきがあります。この精油が中枢神経系を緊張させる働きがあることが、このことの説明になるでしょ。しかし、パチュリー油は過度に鎮静させることも刺激しすぎることもなく、バランスのとれた感情を私たちにもたせてくれます。
少なくとも、これには虫さきれ、ヘビの咬傷の不快な結果を軽減する働きがあります。
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○ お肌 に対するはたらき |
パチュリー油は、皮膚の細胞の再成長と癒痕の形成とを助ける組織再生剤だといわれています。炎症をひかせ、荒れてひびが切れた皮膚、潰瘍、創傷をこれがなおすことは確かです。にきび、湿疹、真菌感染症、頭皮の障害にも一定の改善をもたらすものとみられます。
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○ ブレンドしてよくあうオイル |
エレミ油、ガルバナム油、クラリセージ油、サンダルウッド油、ジンジャー油、ゼラニウム油、乳香油、ネロリ油、パイン油、バラ油、ブラックペッパー油、ベルガモット油、没薬油、ラベンダー油、レモングラス油、ローズウッド油
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○ 注意事項 |
パチェリー油は少量を用いると鎮静作用を示し、多量を使用すればむしろ刺激効果をあらわします。食事量を抑制する必要があるときには、旺盛な食欲をセーブします。また、この香りが少ししつこく長つづきすると感じる人も一部にいます。
☆ エッセンシャルオイルの一般的な取扱い上の注意
☆ 安全キャップの開け方
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○ 植物としての特徴 |
長さ10センチ、幅13センチほどの毛でおおわれた葉をつけた低木です。紫色がかった白い花を咲かせます。この植物自体は90センチほどの高きにまで生長します。パチュリーは土地を疲弊させる低木で、土地が肥えていないと生いしげりません。この精油は若い葉から抽出されます。葉はまず姦そうさせ、発酵させてから蒸溜します。パチュリー油は、よいワインと同様に、年とともに質がよくなっていき、いっそう香りが強くなります。精油はインド、マレーシア、ビルマ、パラグアイで生産されます。
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○ 歴史と神話 |
「パチュリー」ということばはインド北部の言語からきたもので、この植物はマレーシア、中国、インド、日本で医療に使用されてきた長い歴史があります。これは虫さされとヘピの咬傷にたいする名高い解毒剤でした。パチェリー油は多年の間、英領マレーで大量に蒸留されていましたが、第二次大戦中にセーシェル諸島がこの精油の大供給地になりました。しかし、同諸島産の精油はマレー産のものにくらべて、やや質が落るといわれます。
ビクトリア朝時代には、インド産のカシミヤショールの間に、イガ(衣蛾)の幼虫の虫食いからこの商品を守るために乾かしたパチュリーの葉を入れたものでした。インドでは、肌着を香らせ、またナンキンムシを近づけないためにパチェリーのサシェを使用することがひろく行われています。パチュリーは、オリエンタルタイプの香水の保留剤として使われ、1960年代の「花の力」時代にはサンダルウッド、ジャスミンとならんでこれが大流行しました。
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○ 化学的な組成 |
パチュロール(アルコール)、安息香アルデヒド、シンナミッタアルデヒド(アルデヒド類)、オイゲノール(フェノール)、カジネン(セスキテルペン)
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※ワンダ・セラー著 高山林太郎 訳 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社) より
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