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○ 香りの特徴 |
大地を感じさせるような、深みのある神秘的な香り。
心を落ち着かせ、自信をつけたいときに。
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○ こころ に対するはたらき |
ベチバー油は鎮静力がある精油で、ストレスと緊張にたいする万能薬だという評判があります。講演を行う直前や歯科医にかかるすぐ前などに使用すると役に立ち、神経を鎮めてくれるように思います。また、気分のバランスを失った人びと、足を地につけた気持になりたい人びとにも、これが助けになります。さらに、もっと深刻な心理学的な障害も、この精油に好反応を示します。とくに、感受性が過度に強かったり極度に外向的だったりするときにこれが有益です。
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○ からだ に対するはたらき |
ベチバー油は中枢神経系にたいしてバランスをとる作用がありますので、人間にいっそう集中した感情を浸透させてくれます。そして、人びとがトランキライザーと縁を切るのを手助けします。この精油はオーラ(体をとりまくエネルギーの場)を浄化し、病気を近づけないょうにするのに役立つオーラのシールドを強化す
るといわれます。
ベチバー油は鎮静作用があるにもかかわらず、心身が疲労困憊した状態にあるときに非常に有益です。この精油は、体のあらゆる部分に酸素を運びとどけるのにぜひとも必要な赤血球を強めることを通じて体をよみがえらせます。
ベチバー油は血流量を増加させるところから、各種の筋肉痛を和らげることができますし、またリウマチと関節炎の場合にも、これが役立つといわれます。
この精油は生殖器系にたいする強壮剤になります。そして、これのリラックス特性によつて、性的な障害の根底にひそむ緊張にたいして一定の効果を示すものと思われます。
ベチバー油は体を全体的に健康にもどす力があります。そのうち、最小のことをあげても、この精油は眠りを助け、不眠症に著効を示して体をげんきづけてくれるのです。
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○ お肌 に対するはたらき |
ベチバー油はにきびを治癒させる作用があるようです。
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○ ブレンドしてよくあうオイル |
安息香油、イランイラン油、ガルパナム油、グレープフルーツ油、サンダルウッド油、ジャスミン油、ゼラニウム油、乳香油、バイオレット油、パチュリー油、バラ油、ラベンダー油、ローズ油
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○ 注意事項 |
☆ エッセンシャルオイルの一般的な取扱い上の注意
☆ 安全キャップの開け方
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○ 植物としての特徴 |
ヴェチバー(ベチバー)は、主としてインド、タヒチ、ジャワ、ハイティのような熱帯地域に見られる野草です。南米と北米で栽培されている小型の種類のものは、主にサシェ用として販売されました。ベチバー油は水から分離するのが困難なので、精油の収量は概して低いのです。この根は古ければ古いほど、とれる精油の質がすぐれたものになります。また、この精油も年とともに質がよくなっていきます。
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○ 歴史と神話 |
ヴェチバー(ベチバー)油は、その鎮静作用から「静寂の精油」としても知られています。以前、カルカッタでは、天幕、ブラインド、日よけは「クスクス」という別名でも呼ばれるベチバーでつくられていました。暑い気候のとき、ここに水をまくと、えもいわれぬ香りがあたりに漂うのでした。この根を粉にしてサシェに入れ、イガ(衣蛾)そのほかの昆虫からインド産のモスリンを守ることも行われました。ジャワでは、ヴェチバー(ベチバー)の根は何世紀もの間、マットを編んだり、ぼうしをつくったりするのに使用されてきましたが、ハイティの原住民たちは家の屋根を葺くのには根の部分よりも地上部のほうが役に立つと考えていました。
「ムスリーヌ・デ・ザンド〔インドのモスリン〕」というヨーロッパの有名な香水は、サンダルウッド、安息香、タイム、バラとともに、ベチバーを使っていました。この精油は香水の保留剤としてよく用いられています。第一次大戦前、ジャワは大量のベチバーの乾燥根をヨーロッパに送り、ヨーロッパでその蒸留が行われていましたが、船の航路がラッシュ状態になったことから、ジャワ本国で原料を蒸溜することが開始されました。ジャワではこれを「アカルワンギ」と称しました。
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○ 化学的な組成 |
安息香酸(酸)、ベチベロール(アルコール)、フルフロール(アルデヒド)、ペチボン(ケトン)、ベチペン(セスキテルペン)
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※ワンダ・セラー著 高山林太郎 訳 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社) より
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